超低価格
出力選択可能
薄膜の除去と同時に必要な加工状態(エンボス、ブラック、酸化膜コートなど)に一度の加工で対応可能
MOPA Fiber搭載だからパルス幅選択可能で多種多様な材料に適用
シングルハンド作業可能
電源のない場所でも稼働できるモバイル対応
AkiTech LEO TLC Series (V1/V2共通) | ||
レーザ出力(W) | 20 | 50 |
中心波長(nm) | 1064 | |
レーザタイプ | Yb:Fiber MOPA | |
ビーム品質(M²) | 1.5 | |
稼動周波数(KHz) | 30~500 *5KHzステップで設定 | 70~500 *5KHzステップで設定 |
調整可能パルス幅(ns) | 25,50,75,100,125,150,175,200,250,300 | |
ピーク出力(kW) | 25 | |
スキャンスピード(mm/s) | <10,000 | |
焦点距離(mm) | 標準機f=160mm小型fθレンズ(オプション: f=63~450mm大型) | |
ラインスキャンエリア(mm) | 50~300(fθレンズによる) | |
スキャン比率選択 | フルレンジに対し10~100%(10%Step)可能 | |
設定 | ハードのモードスイッチ(V1)/リモートユニット(V2) | |
PCソフト | PC不要 | |
電源 | バッテリー駆動(オプション)/UPS駆動(オプション)/100~220VAC(50/60Hz) | |
クーリング | 空冷 | |
安全性 | インターロック・ガントリガー搭載 | |
設定画面液晶表示 | メイン液晶ディスプレイ搭載 |
MOPAレーザ薄膜除去加工システム(クリーナ)
AkiTech LEOからベストなシステムを提供します。
■出力ラインアップ
20W/50Wの2モデル
■高品質ビーム・豊富なビームスキャンエリア
M²<1.5 (TEM00)
■完全独立型で、AC電源不要
バッテリーで駆動でき、電源のない場所でも使用可能
■電源投入後すぐに使用可能
高性能設計により短時間ウォームアップタイム
長時間のウォームアップなしですぐに使用できます。
■シングルエミッタ―ダイオード搭載
長寿命・メンテナンスフリー達成
■コンパクト設計
専用設計によりハンドヘルド超コンパクトシステム化
■豊富なオプション
レッドポインター・集塵機・外部電源供給発電機など
■多彩なアプリケーションに対応
*金属の表面錆・面精密研磨(ベアリングなどの酸化膜除去)
*下地材料に傷をつけず、塗料の剥離(家の外壁・自動車・航空機・モールド除去など)
*送電設備の碍子等の塩害除去
*ビルなど壁面の塩害除去
*タッチパネルなどの複合素材の有機溶剤の剥離など
【レーザ洗浄機開発の歴史】
1960年にレーザーが発明・生産化されました。
その10年後、1970年代初期、壊れやすい大理石の彫刻表面から堅く黒い堆積物を非接触かつレーザーで取り除けることを目的とし、アメリカの科学者John Asmusによってレーザーによるクリーニング技術を、手工芸品に適用する手法として、考案されました。
この時点では、技術的には非常に有望な手法でしたが、ガルバノスキャナーなどの高速スキャニング方法がない為に、XYZステージなどを利用する他ありませんでした。したがってクリーニングの処理速度が遅く当時はまだ実用段階には至る事ができませんでした。
1980年代には、既にレザリアム等を中心にガルバノスキャナーを使用したスキャニング方式が確立され、光の高速スキャニング技術が進歩しレーザーマーキング装置などにも活用され始めました。
1990年代初期には。となりヨーロッパを中心に歴史的な建物の彫刻など建築細部を洗浄するための目的で、レーザークリーニングシステムが開発されました。さらにレーザーの強度が強くなり、且つガルバノスキャナーによるスキャニング方法の確立とスキャン速度の向上によりクリーニング速度を上げる事ができ、ついにレーザークリーナが実用化実現されました。
技術としては30年以上も古い技術でしたが、高出力レーザー仕様のためにシステムの価格が高く、装置が大型であるため、その後のレーザークリーナとしての普及が進みませんでした。そこで弊社は、低出力小型MOPA型Fiber Laserに注目しこれを搭載した、低価格かつ高効率洗浄・加工が同時に処理できるシステムの開発を行いました。使
現在では弊社が取り扱う低出力(20W/50W)クラスから最大KWクラスまで様々な洗浄機が出回っています。
洗浄対象の用途・材料に応じて使用する機器を選定することが非常に重要になります。